”生きてゆく力がその手にあるうちは
笑わせてていつもいつも
歌っていて欲しいよ ”
大学2年生の時に失恋をした記憶がある。
その時、Go!Go!7188の「こいのうた」に自身の気持ちを重ねてよく聞いていた。
この歌のおかげで立ち直れたんだと思う。
”きっとこの恋は口に出すこともなく
伝わることもなく 叶うこともなくて
終わることもないでしょう
ただ小さい小さい光になって
あたしのこの胸の温度は下がらないでしょう”
歌詞のフレーズ全てが心に沁みた。
口に出すことはなかったけれど、たぶん私は一生この人が好きだった気持ちを忘れることはないんだろうな。
この恋を心の拠り所にして生きていくんだろうな。
そう思っていた。
時は経ち、2026年。私は35歳になった。
誰を思って「こいのうた」を聞いていたのか、全く思い出せない。
失恋をしたこと、こいのうたに自身の気持ちを重ねて聞いていたこと、聞いていたiPodの色、一人暮らしの部屋。
それらは覚えているのに、誰を思っていたのかだけは思い出せない。
あたしのこの胸の温度は下がらないでしょう
本気でそう思っていた当時の私は今の私と同一人物のはずなのに。
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