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ひとりになりたかった夜に、考えていたのは家族のこと|2人育児の母の本音

ひとりになりたいと願った夜のこと

3歳8ヶ月の長男を保育園に迎えに行き、
3ヶ月の次男と過ごした、ある夜の話です。

その日は、長男の甘えとわがままが重なっていました。

帰宅後、「おやつが食べたい」と言う長男。
もうすぐ夕飯の時間。

「夜ご飯をちゃんと食べるなら、このおやつだけだよ」

そう約束して、おやつを出しました。

忙しい中で夕飯を作り、
「ご飯だよ」と声をかける。

でも長男はレゴ遊びを続け、
何度呼んでもテーブルに来ませんでした。

おやつのときの約束も、守られない。

正直、もっと大変な日は今までもありました。
でもその日は、私の中の何かがぷつんと切れてしまった。

「食べさせて」と言われても、
約束が違う、と私も意地を張ってしまう。

そのとき、強く思いました。

一人になりたい。
今すぐ外に出たい。

ちょうどそのタイミングで夫が帰宅し、
夕飯と次男を任せて、私は家を出ました。

ファミレスで感じた違和感

家を出る前は、
「もう今日は自分のために夜ご飯を食べよう」と思っていました。

自分で作った夕飯さえ、嫌なものに感じていたから。

ファミレスに入り、メニューを開く。

でも、どれも食べたい気がしない。

高いものも、安いものも、
普段なら惹かれるはずの料理も、まったく響かない。

周りは家族連れや友人同士。
にぎやかな空間の中で、

「私は今、何をしているんだろう」

そんな気持ちになりました。

結局、小さなアイスだけを頼みました。

ひとりなのに、ひとりじゃない

気持ちを整理しようと、
いつものように手帳を開きました。

「何が今日の私をこんなに追い込んだんだろう」

そうやって書き始めたのに、

頭に浮かぶのは、長男のことばかり。

急にママが家を飛び出して、
どんな気持ちでいるんだろう。

そんなことを考えていたら、
1時間も経たないうちに、家に帰りたくなりました。

「今日はママと喧嘩しちゃったんだよね」

家に帰ると、
長男は機嫌を取り戻し、パパとご飯を食べ終えていました。

あとから聞いた話。

「今日はママと喧嘩しちゃったんだよね」

と、長男がパパに話していたそうです。

そんなことを言える年齢なのに。

私は一人になりたい一心で、家を出た。

そのことが、少し情けなく感じました。

ゆっくり入ったお風呂

ちょうどお風呂の時間だったので、
その日はいつもよりゆっくり、長男と入りました。

たくさん話して、
たくさん笑って、

そのまま一日が終わりました。

ひとりになりたいのに

あれほど一人になりたいと思ったのに。

実際に一人になってみると、
考えるのは家族のことばかりでした。

結局、私にとって一番大事なのは家族なんだと思う。

それは、理想でも正解でもなくて、
ただの事実。

こんなふうに揺れながら、

少しずつ母になっていくのかもしれません。

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