3歳の保育園行きしぶり|母が10年ぶりに運転して気づいた「行きたくない朝」の子どもの気持ち

「どうして今それやるの!?」

朝の玄関先、出発直前になって急に「今じゃなくていい遊び」や片付けを始める子どもに、思わずイライラを爆発させてしまったことはありませんか? 保育園や幼稚園への登園しぶり。毎朝の不毛な引き延ばし工作に付き合っていると、親の心はすり減り、「また怒ってしまった」と自己嫌悪に陥ることも少なくありません。

なぜ子どもは、わざわざ朝の忙しい時間に、わざと出発を遅らせるような行動をとるのでしょうか。

その答えのヒントは、意外なところにありました。私が10年ぶりのペーパードライバーを脱出しようと、車の鍵を握った「あの直前」の行動です。

今回は、私が10年ぶりに運転した恐怖の体験を通してハッと気づいた、子どもの「行きたくない朝の心理」についてお話しします。

子どもの謎の遅延行為の理由が分かると、明日からの朝の景色と、子どもへの声かけが少しだけ変わるかもしれません。

この記事を読めばわかること
  • 3歳児が朝見せる「謎の遅延行為」に隠された本音
  • 10年ぶりの運転直前に、私が「今しなくていい掃除」を始めてしまった理由と心理
  • 登園しぶりの子どもにとって、家の玄関はペーパードライバーの「最初の路地」と同じという気づき
  • 子どもの「動き出す前の恐怖」が分かったことで、朝のイライラが消えた理由
目次

10年ぶりに車を運転して気づいた、息子の「登園しぶり」と重なる心理

先日、私は10年ぶりに車を運転しました。

免許を取ったのは大学1年生のとき。
でも当時は一人暮らしで、車を使う環境ではありませんでした。

実家に帰ったときにたまに運転するくらい。
大学時代の4年間は、年に4回運転するかどうか、という頻度でした。

卒業後は実家に戻りましたが、仕事で車を使うこともなく、公共交通機関も充実していたため、必要に迫られることもありませんでした。

東京での子育てと運転。10年間「完全なペーパードライバー」だった私の背景

車を持たない生活が続き、気づけば「全く運転しない10年」が過ぎていました。

車はある。でも、乗らない半年

第二子を迎えるにあたり、我が家も昨年車を購入しました。

しかもSUV。
実家で乗っていたコンパクトカーよりも大きい。

購入した時は妊娠中だったこともあり、「積極的に乗ろう」とは思えず、気づけば半年間ほぼ運転せずに過ごしていました。

なぜ今?運転直前に「別の家事」を始めたくなる矛盾した気持ち

先日、夫がふと

「車、運転してみたら?」

と言いました。

確かに、免許は持っている。
子どももいる。
車もある。

もし夫が不在のときに、どうしても車が必要な状況になったら?

そう思い、「よし、運転してみよう」と決めました。

行き先は近くの回転寿司。
運転時間は10分もかからない距離。

でも、出かける直前になって、不安が湧いてきました。

そして私は、なぜか

  • 洗濯機下の排水溝を掃除し始め
  • 夜ご飯用の野菜を切り
  • 寝室に掃除機をかけ

「今じゃなくていいこと」を次々と始めたのです。

テスト前に急に部屋の掃除をしたくなる、あの心理。

やると決めているのに、ほんの少しでも後回しにしたい。
その気持ちです。

いざ出発。一番緊張して怖かったのは最初の「路地」を出る瞬間

いざ出発。

家の前は少し細い路地になっています。
そこを出る瞬間が、一番緊張しました。

でも、道路に出てしまえば、意外と普通に運転できました。

目的地が見えたときの、あの「ほっとする感じ」。

「あれ、こんなものだった?」

という感覚。

まとめ|登園しぶりのイライラが消えた日。子どもにとっての「路地」に寄り添う

今、息子は登園しぶりの真っ最中です。

朝、出かける時間になると、

  • 急に片付けを始めたり
  • 今やらなくていい遊びを始めたり
  • 靴下を全部出して「これじゃない」と選び直したり

出発を、少しでも遅らせようとします。

その姿を見て、正直イライラする日もありました。

でも、10年ぶりの運転をして気づきました。

あれはきっと、私が感じていた「路地に出る前の気持ち」と同じなんじゃないか、と。

一番怖いのは、動き出す前。
一番嫌なのは、最初の一歩。

でも、道に出てしまえば意外と大丈夫。
目的地が見えればほっとする。

息子にとっての「路地」は、きっと家を出る瞬間。
保育園に着いてしまえば、案外なんてことなく過ごしている。

私の10年ぶりの運転と、息子の登園しぶり。
全然関係ないようで、どこか似ている気がしました。

あの日、私は運転ができたというよりも、

「息子の朝の気持ちが、少しだけ分かった」

そんな一日でした。

「動き出す前が一番怖い 」という息子の気持ち が分かってから、わが家では家を出るハードルを下げるための「仕組み」を導入しました。 朝の不安を安心に変えるために効果があった、3歳児向けの「カレンダー習慣」の作り方はこちらの記事で詳しく紹介しています。
▶︎3歳の登園しぶり対策|カレンダー運用を2ヶ月続けた効果は?3歳10ヶ月のリアルな変化

しゃぴ
考える母
35歳2児の母。育休中の思考の記録です。
育児という「正解のないカオス」を徹底的に観察・考察し、自分なりの仕組みで解いていく過程を綴っています。
「効率化」は、大切なものにリソースを割くための手段。
脳の余白を作り、泥臭くも愛おしい日常を「少しだけ面白がれるヒント」をお届けします。
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