「隣の土地は借金してでも買え」は本当か?学資保険ではなく「NISAで教育費」を貯めるメリットと流動性の話

隣の土地は借金してでも買え

不動産業界で古くから言われるこの格言。
先日、わが家の隣の土地が売りに出されたことで、この言葉が急に現実味を帯びて目の前に現れました。

土地としての資産価値、将来の拡張性。

「買うべき理由」はいくつも並び正直両家の親まで巻き込んでお金の話をしましたが、最終的にわが家が出した答えは「買わない」という選択でした。

一見、不動産の話に聞こえるかもしれませんが、この経験を通して私が再認識したのは、実は「新NISA(投資信託)」の資産の圧倒的な強みについてです。

なぜ、3歳と0歳の育児に追われる今、不動産という大きな資産をあきらめ、あえてNISAを選んだのか。
そこには、子育て世帯が絶対に軽視してはいけない「お金の流動性」というキーワードが隠されていました。

今回は、土地の購入を本気で検討したからこそ見えた、学資保険ではなくNISAで教育費を準備する「真のメリット」についてお話しします。

この記事を読めばわかること
  • 学資保険ではなくNISAで教育費を貯める選択が、なぜ「急なチャンスや変化」に強いのか
  • 不動産の格言「隣の土地は借金してでも買え」を、育児世帯が実践するハードルとリスク
  • 不動産を具体的に検討したからこそ見えた、投資信託(NISA)の「流動性」という真の価値
目次

不動産の格言「隣の土地は借金してでも買え」に直面して

不動産業界や不動産投資の世界には、「隣の土地は借金してでも買え」という格言があります。

先日、まさに我が家の隣の土地が売りに出されていました。

実際にその状況になってみて、「ああ、こういうことか」と、この格言の意味をかなりリアルに感じました。

そもそも、隣の土地ってかなり希少なんですよね。

自分の家に隣接している土地って、多くても4カ所くらいしかありません。

しかも、その土地が自分が現役で働いていて、ローンも組めて、買えるタイミングで売りに出されるって、本当に滅多にない。

30年に1回あるかないかくらいのレベルなんじゃないかなと思います。

だからこそ、「タイミングが合えば借金してでも買え」と言われる。

さらに、隣の土地を取得すると、自分の土地と合わせて大きな土地になります。

将来的に資産性が上がったり、売却時に価値が高くなったりする可能性もあります。

隣の土地が売りに出た!育児世帯のわが家が揺れ動いた理由

今回、我が家もかなり迷いました。

というのも、うちは東京23区内で、駅からもそこまで遠くない場所に家があります。

土地価格が大きく値崩れする可能性は低そうだなと思っています。

実際、我が家が家を買った時よりも、周辺の土地価格はかなり上がっていて、今回売りに出された隣地も、土地の評価額だけで数千万円単位で上がっていました。

なので、

「今の家と隣地を合わせて、将来的に大きな土地として売れば、老後資金としてかなりまとまったお金になるんじゃないか」

という考えは、正直ありました。

金額的にも、「絶対無理」ではない。

かなり無理をすれば、買えなくはない。
しかしあくまでも「かなり無理をすれば」という次元。

だからこそ、余計に迷いました。

0歳と3歳の育児中。不動産購入が「現実的ではない」と判断した背景

今の我が家には0歳と3歳の子どもがいます。

ここで隣地を買ったとして、その後どう運用するのかを考えた時に、現実が見えてきました。

土地をそのまま放置するのはもったいない。

じゃあ今の家の土地と合わせて大きい家に建て替えるか。

でも、土地を買った上でさらに建て替える余裕まではない。

じゃあ、隣の家をリフォームして賃貸に出すか。

それも考えました。

ただ、隣地を買うメリットの一つって、「どんな人が住むかわからないリスクを減らせること」でもあると思うんです。

でも賃貸にしたら、結局また知らない人が住む。

しかも、もしトラブルがあれば、自分で対応しなければいけない。

それは、今の育児状況の中ではちょっと抱えきれないなと思いました。

「増える可能性がある」だけでは動けなかった

たとえ将来的に、

「家と隣地を合わせたら1.5倍くらいの価格で売れる可能性があります」

と言われたとしても、

今後、教育費がどんどんかかっていく時期に、土地という形で大きなお金を固定して持ち続けるのは、我が家には現実的ではありませんでした。

結果として、今回は購入を見送りました。

隣の土地を検討して確信した、NISA(投資信託)の圧倒的なメリット

株や投資信託って、思ったより流動性が高い

今回の件で、我が家の資産運用についても考えさせられました。

我が家は、NISAもかなり埋めています。そのため現金比率がかなり少ないです。

投資の話になると、

「生活防衛費は現金で持っておいた方がいい」

「投資に全振りしない方がいい」

みたいな話ってよくありますよね。

それって、お金が必要になった時、株や投資信託だとすぐ現金化できないからという理由だと思うんです。

でも今回、不動産を現実的に検討してみて、「不動産に比べたら株や投資信託ってかなり流動性高いな」って思いました。

不動産って、売ると決めても現金が数日後に入ってくるわけではない。

でも投資信託や株であれば、個人資産レベルなら数日で現金化できます

そう考えると、今まで少し感じていた、「NISA満額埋めるより、現金もっと持っておいた方がいいのかな」という気持ちは、少し変わりました。

少なくとも、私が積み立てている投資信託は、思ったよりかなり流動性が高い資産なんだなと感じました。

不動産の固定化された資産価値に比べ、数日で現金化できるNISAの流動性は、子育て世帯にとって最大の安心材料だと再確認しました。私がリスクを取ってでも、学資保険ではなくNISAで教育費を準備し続けている理由については、こちらの記事に詳しくまとめています。
▶︎学資保険に入っていない理由。わが家はNISAで教育費を準備しています

お金がある人は、「チャンスの時に動ける」

もう一つ思ったのは、

「お金がある人って、こういう時に動けるんだな」

ということでした。

今回、我が家は見送りました。

でも、もし今、子どもがいなくて教育費の不安もなく、もっと自由に動かせる資金があったら

きっと、このタイミングを資産拡大のチャンスに変えられたんだと思います。

「お金がある人がさらに増やせる」って、こういうことなんだなと、すごくリアルに感じました。

結論:「隣の土地」が教えてくれた、わが家に最適な資産設計の形

今回は購入しませんでした。

でも、実際に隣地が売りに出されたことで、不動産の格言の重みを初めて実感しました。

そして同時に、

  • 今の我が家にとって何が現実的なのか
  • 育児中の家庭にとって、資産を固定するリスクはどれくらい大きいのか
  • 投資信託や現金の「流動性」をどう考えるか

みたいなことを、かなり考えさせられました。

「隣の土地は借金してでも買え」

という格言から、思った以上にいろんなことを考えた出来事でした。

『増やす力』だけでなく、いざという時に動かせる『流動性』がある。だからこそ、わが家は学資保険ではなくNISAを教育費のメインに据えています。具体的な運用の考え方はこちらの記事で詳しく書いています。
▶︎学資保険に入っていない理由。わが家はNISAで教育費を準備しています

しゃぴ
考える母
35歳2児の母。育休中の思考の記録です。
育児という「正解のないカオス」を徹底的に観察・考察し、自分なりの仕組みで解いていく過程を綴っています。
「効率化」は、大切なものにリソースを割くための手段。
脳の余白を作り、泥臭くも愛おしい日常を「少しだけ面白がれるヒント」をお届けします。
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