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「税金を払う側」から「使わせてもらう側」へ。母になって変わった世界の見え方。

税金を「払う側」から「使わせてもらう側」へ

大学を卒業して就職してから、私はずっと一般企業で働き、当然のように税金を払ってきました。

給与明細を見るたびに、社会保険料や税金が引かれている。
でも正直なところ、それが何に使われているのか、深く考えたことはありませんでした。

道路整備とか、ゴミ処理とか、行政サービスとか。
「きっとそういうものに使われているんだろうな」と、漠然と思っていただけでした。

けれど、長男が生まれてから、
私は「税金を払う側」から「使わせてもらう側」に変わったのだと感じる場面が何度もありました。

妊娠・出産のとき

妊婦健診の補助や出産一時金。
ここまでは、当事者になる前でもある程度想像できる範囲だったと思います。

でも、実際に子どもが生まれてから、
「こんなに手厚いんだ」と思うことが増えました。

児童館と子育て支援センター

育休中、私は区立の児童館や子育て支援センターによく通っていました。

民間のショッピングセンターに併設されている遊び場なら、1時間1,000円ほどかかるような場所。
それが区立施設というだけで、無料で使わせてもらえる。

毎日ではないけれど、もしあの場所がなかったら、
家で子どもと二人きりで、何をしていいか分からず、
スマホに逃げてしまう自分にモヤモヤしていたと思います。

子育て支援センターに行けば、同じくらいの月齢の赤ちゃんがいて、
同じように育休中のお母さんがいる。

そこで話して、つながって、少し救われる。
あの場所は、間違いなく税金で支えられているものです。

保育園

一番大きいと感じるのは、やはり保育園です。

0歳児を1か月預けるのに、実際には約70万円ほどかかっているという話を聞きました。
自己負担は数万円。
残りの大部分は税金でまかなわれているということになります。

そして東京都では、いまは保育料の無償化も進んでいます。
これもまた、税金によって支えられている。

図書館

子どもが生まれてから、図書館もよく利用するようになりました。

子どもの絵本は読むサイクルが早いし、たくさん読ませてあげたい。
でも全部買っていたら、かなりの金額になります。

図書館という仕組みがあるからこそ、
安心して本に触れさせてあげられる。

これもまた、税金によって成り立っている場所です。

立場が変わると、見える世界が変わる

子どもが生まれてから、
私は「税金を使わせてもらう立場」になったと感じることが本当に増えました。

住んでいる世界は同じはずなのに、
自分の立場や境遇が変わると、見える景色がまったく違う。

そして、考え方も変わっていく。

それを実感する出来事が、
この数年でたくさんありました。

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