「税金を払う側」から「使わせてもらう側」へ。母になって気づいた子育て行政サービスのありがたさ

給与明細を見るたびに、当然のように引かれていた社会保険料や税金。

独身時代や会社員時代は、「一体何に使われているんだろう?」とどこか他人事のように感じていませんか?

しかし、子どもが生まれて「母」になった瞬間から、私たちの周りにある世界の景色は一変します。

毎日のように通う無料の児童館、ワンオペの孤独を救ってくれる子育て支援センター、そして復職を支えてくれる保育園――。

一見当たり前のように存在するこれらの場所は、すべて誰かが払ってくれた、そして自分がかつて払ってきた「税金」によって手厚く支えられている仕組みそのものです。

今回は、大学卒業から一般企業でずっと働き、納税者だった私が、出産を経て行政サービスを「使わせてもらう側」になって気づいた、世界の見え方の変化についてお話しします。

「ワンオペで社会から孤立しているように感じる」「周りに頼るのが苦手で甘えられない」と悩むママへ。
この記事を読むことで、少しだけ心が軽くなり、地域のサポートを前向きに頼るきっかけになれば嬉しいです

この記事を読んだらわかること
  • 会社員から「母」へ立場が変わることで起きる、社会の見え方の変化
  • 育休中の孤独な時間を救ってくれる、児童館や子育て支援センターの本当の価値
  • 私たちの暮らしと直結している、保育園や妊娠・出産時の手厚い行政サポートの仕組み
  • 行政サービスを「使うこと」に対する罪悪感をなくし、社会に賢く頼るためのマインドの持ち方
目次

社会人から母へ。税金を「払う側」から「使わせてもらう側」への転換

大学を卒業して就職してから、私はずっと一般企業で働き、当然のように税金を払ってきました。

給与明細を見るたびに、社会保険料や税金が引かれている。
でも正直なところ、それが何に使われているのか、深く考えたことはありませんでした。

道路整備とか、ゴミ処理とか、行政サービスとか。
「きっとそういうものに使われているんだろうな」と、漠然と思っていただけでした。

けれど、長男が生まれてから、
私は「税金を払う側」から「使わせてもらう側」に変わったのだと感じる場面が何度もありました。

最初の手厚いサポート。妊娠・出産のときに実感した助成制度

妊婦健診の補助や出産一時金。
ここまでは、当事者になる前でもある程度想像できる範囲だったと思います。

でも、実際に子どもが生まれてから、
「こんなに手厚いんだ」と思うことが増えました。

ワンオペ育児の孤独を救う、無料の児童館と子育て支援センターの価値

育休中、私は区立の児童館や子育て支援センターによく通っていました。

民間のショッピングセンターに併設されている遊び場なら、1時間1,000円ほどかかるような場所。
それが区立施設というだけで、無料で使わせてもらえる。

毎日ではないけれど、もしあの場所がなかったら、
家で子どもと二人きりで、何をしていいか分からず、
スマホに逃げてしまう自分にモヤモヤしていたと思います。

子育て支援センターに行けば、同じくらいの月齢の赤ちゃんがいて、
同じように育休中のお母さんがいる。

そこで話して、つながって、少し救われる。
あの場所は、間違いなく税金で支えられているものです。

働く親を支える最大のインフラ。税金でまかなわれる保育園の仕組み

一番大きいと感じるのは、やはり保育園です。

0歳児を1か月預けるのに、実際には約70万円ほどかかっているという話を聞きました。
自己負担は数万円。
残りの大部分は税金でまかなわれているということになります。

そして東京都では、いまは保育料の無償化も進んでいます。
これもまた、税金によって支えられている。

子どもの成長を豊かにする場所。地域の図書館という身近な行政サービス

子どもが生まれてから、図書館もよく利用するようになりました。

子どもの絵本は読むサイクルが早いし、たくさん読ませてあげたい。
でも全部買っていたら、かなりの金額になります。

図書館という仕組みがあるからこそ、
安心して本に触れさせてあげられる。

これもまた、税金によって成り立っている場所です。

まとめ|立場が変わると見える世界が変わる。地域のサポートを賢く頼ろう

子どもが生まれてから、
私は「税金を使わせてもらう立場」になったと感じることが本当に増えました。

住んでいる世界は同じはずなのに、自分の立場や境遇が変わると、見える景色がまったく違う。

そして、考え方も変わっていく。

それを実感する出来事が、この数年でたくさんありました。

「税金を払ってきたんだから、今は制度をありがたく使わせてもらおう」
そうマインドが変わってから、私は地域のサポートをより積極的に調べるようになりました。
その中の一つが、自治体のチケットを使って自宅で受けた「訪問型の産後ケア」です。
具体的にどんなサービス内容だったのか、自己負担額がいくらだったのかなど、実際の体験レポはこちらの記事にまとめています。限界を迎える前に、ぜひ読んでみてくださいね。
▶︎自治体の訪問型産後ケア利用レポ|具体的なサービス内容・料金と当日の流れ

しゃぴ
考える母
35歳2児の母。育休中の思考の記録です。
育児という「正解のないカオス」を徹底的に観察・考察し、自分なりの仕組みで解いていく過程を綴っています。
「効率化」は、大切なものにリソースを割くための手段。
脳の余白を作り、泥臭くも愛おしい日常を「少しだけ面白がれるヒント」をお届けします。
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